2011年7月30日土曜日

デートの内容のうわさ

だったらそういう好みの女性をデートに誘えばいい、とデートの途中で帰られてしまう可能性もあります。もちろん、ある程度の年齢を超えた大人同士のデートでは、過去の異性の経験があるのは当たり前ですが、デートでは他の異性の存在を感じさせるのはお互いにタブーです。逆に女性が同様に昔ここに元彼と来て、などという情報を話すのも男性にとっては印象は良くありません。他の異性と以前同じ場所でデートしていたことを知ったら、どうしても気になってしまいますし、その場所がつい最近できたばかりのデートスポットだったら尚更想像が悪い方向へと進んでしまい、デートを楽しめなくなってしまいます。まだ自分好みのアクセサリーや洋服、バッグなどをプレゼントした上でそういう台詞を言うのなら、女性にとっても悪い気はしませんが、はじめてのデートでせっかく頑張って自分なりにしたおしゃれを否定されたら、気分を害することは間違いありません。


提案と要求は全く違いますし、言い方によっては絶交されかねません。たとえその場所に来たことがあっても、来たことがあることを隠す、というよりは敢えて言わない方が良いでしょう。好きな人には、自分の好みに近づいて欲しい、これは男性、女性を問わずに、誰もが恋人に求める希望です。そして自分の色に染めたがる男性も女性にとっては疎ましいものです。けれど、こんな髪型だったらもっとかわいいのに、こんな服装ならもっと好きになる、などと連続して口にしたり、もっと強引に、こういう服装で来て、こんな髪型で来て、などと要求することは、その相手の現在を否定することです。


はじめてのデートでは愉しく過ごしたいと思うのが普通です。更に聞いてもいないのに何でもべらべらと喋る男性も嫌われますが、以前ここにこういう娘と遊びにきて、というような話を喋る男性も案外いますが、女性からしてみたら最悪です。ここへ来た人と現在の関係はどうなっているの?などと会話にも集中できなくなったり、余計な質問をして場の空気を悪くしてしまう可能性もあります。デートのスケジュールを分単位で決めていたり、最近できた話題のスポットに慣れていると、他の女性の影を感じさせてしまいます。


直接、来たことがあるかを訊かれても、家族や友達と来たことがある、などとはっきり言わないのははじめてのデートでのマナーです。そういう話は友達にすれば良いことで、はじめてのデートの相手との話題にふさわしいとはとても言えません。あるいは、デートの内容、男性自身があまりにも完璧すぎるのも、女性にとっては遊びなれている気がして引いてしまうこともあります。自分の世界をいきなり強要する男性と同じですね。

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